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全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2024年8月14日12UTC

全球500hPa高度8月14日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・ヨーロッパのリッジ:暖気東進
・シベリア90Eのリッジ:暖気北上
・カナダ70Wのリッジ:暖気東進
・南アフリカE部の寒気トラフ:寒気北上
・南太平洋170Wの寒気トラフ:寒気東進

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大
・バレンツ海のリッジ:暖気北上、850hPa・8℃線が75Nまで
・ヨーロッパのリッジ:暖気東進、850hPa・20℃線は50N
・シベリア90Eのリッジ:暖気北上、850hPa・16℃線が55N以北まで
・東シベリア海の寒冷渦:寒気南下、850hPa・0℃線が60Nまで
・カナダ70Wのリッジ:暖気東進、850hPa・8℃線は65Nの少しN
・大西洋45Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は50N
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特に大西洋55Wの高気圧を周る流れで蛇行大
・大西洋15Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は35S
・南アフリカE部の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が35S以北まで
・オーストラリアのS(120E)の寒冷渦:ブロッキング、850hPa・4℃線は35Sの少しN
・太平洋170Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・8℃線は20S(トンガ)
・同95Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は25Sの少しS

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -8℃:北極海、チュコート海
・南半球低極 -44℃:南極大陸30W付近
・高極(14日00UTC) 32℃:サウジアラビア~アフガニスタン
・高極(14日12UTC) 36℃:サウジアラビア~アフガニスタン

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球海面気圧8月14日12UTC
北半球500hPa高度8月14日12UTC
南半球海面気圧8月14日12UTC
南半球500hPa高度8月14日12UTC
全球500hPa高度8月14日12UTC