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全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2024年8月18日12UTC

全球500hPa高度8月18日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・シベリア120Eのリッジ:暖気東進
・アメリカ110Wのリッジ:暖気北上
・オーストラリア120Eの寒冷渦:寒気東進
・ニュージーランドの寒気トラフ:寒気北上
・チリS部の寒冷渦:寒気東進

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大
・イギリスN部の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は55N
・カザフスタン70Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・12℃線は45Nの少しN
・シベリア120Eのリッジ:暖気東進、850hPa・12℃線は70Nの少しN
・カナダ130Wのリッジ:暖気北上、850hPa・12℃線が65N以北まで
・アメリカ110Wのリッジ:暖気北上、850hPa・20℃線が50Nまで
・カナダ80Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・4℃線が55Nまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特に南極大陸110Eのリッジの流れ、太平洋95Wの高気圧を周る流れで蛇行大
・大西洋20Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が30S近くまで
・インド洋90Eの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が35S近くまで
・オーストラリア120Eの寒冷渦:寒気東進、850hPa・4℃線は30Sの少しN
・ニュージーランドの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が40S以北まで
・チリS部の寒冷渦:寒気東進、850hPa・-4℃線は40S

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -8℃:北極海、東シベリア海
・南半球低極 -44℃:南極点近く
・高極(18日00UTC) 32℃:アルジェリアW部とその周辺、サウジアラビア~アフガニスタン、アメリカW部、メキシコN部
・高極(18日12UTC) 36℃:サウジアラビア、イラン、中国80E付近

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球海面気圧8月18日12UTC
北半球500hPa高度8月18日12UTC
南半球海面気圧8月18日12UTC
南半球500hPa高度8月18日12UTC
全球500hPa高度8月18日12UTC