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全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2024年8月29日12UTC

全球500hPa高度8月29日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・北欧のリッジ:暖気北上
・ウズベキスタンE部の寒気トラフ:寒気南下
・カナダ95Wのリッジ:暖気東進
・南アフリカの寒気トラフ:寒気東進
・オーストラリア中部での暖気南下

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大
・イギリスの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は50Nの少しS
・北欧のリッジ:暖気北上、850hPa・8℃線が70Nまで
・シベリア75Eの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・4℃線が60Nまで
・ウズベキスタンE部の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・16℃線が35N近くまで
・カナダ95Wのリッジ:暖気東進、850hPa・12℃線は60N
・ラブラドル海の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・8℃線が40N近くまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大~大、特にニュージーランド170E~チリのS(75W)の流れで蛇行大
・大西洋25Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が30S以北まで
・南アフリカの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・8℃線は25Sの少しS
・オーストラリアのS(130E)の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は30Sの少しN
・オーストラリア中部で暖気南下:850hPa・24℃線が30Sまで
・ニュージーランドの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は35S
・太平洋130Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が30S近くまで
・チリのW(75W)の寒冷渦:寒気北上、850hPa・4℃線が20S以北まで

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -8℃:ボーフォート海、バッフィン湾とその周辺
・南半球低極 -40℃:南極大陸150E付近
・高極(29日00UTC) 32℃:サウジアラビア~イラン
・高極(29日12UTC) 32℃:アラビア半島~アフガニスタン

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球海面気圧8月29日12UTC
北半球500hPa高度8月29日12UTC
南半球海面気圧8月29日12UTC
南半球500hPa高度8月29日12UTC
全球500hPa高度8月29日12UTC