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全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2025年1月14日12UTC

全球500hPa高度1月14日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・イギリスのリッジ:暖気北上
・モロッコ・アルジェリアの寒気トラフ:寒気南下
・中国NE部の寒気トラフ:寒気南下
・アメリカ90Wの寒気トラフ:寒気南下
・オーストラリアのSの寒気トラフ:寒気北上

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特にイギリスのリッジの流れ、カナダ115Wのリッジの流れで蛇行大
・イギリスのリッジ:暖気北上、850hPa・8℃線が60Nまで
・モロッコ・アルジェリアの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・0℃線が30N近くまで
・イランの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・4℃線が35Nまで
・中国NE部の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-16℃線が40Nまで
・カナダ115Wのリッジ:暖気東進、850hPa・4℃線は60N
・アメリカ90Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-16℃線が40N近くまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・南アフリカのSの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が35S近くまで
・インド洋75Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・8℃線は35S
・オーストラリアのS(130E)の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が35S以北まで
・オーストラリアSE部で暖気南下:850hPa・20℃線が40S近くまで

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -32℃:グリーンランドN部、シベリア125、160E付近
・南半球低極 -16℃:南極大陸125、150E付近
・高極(14日00UTC) 28℃:アンゴラ、ナミビア
・高極(14日12UTC) 32℃:ナミビア

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球海面気圧1月14日12UTC
北半球500hPa高度1月14日12UTC
南半球海面気圧1月14日12UTC
南半球500hPa高度1月14日12UTC
全球500hPa高度1月14日12UTC