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全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2025年12月24日12UTC

全球500hPa高度12月24日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・ドイツの寒冷渦:寒気南下
・ロシア55Eの寒冷渦:寒気南下
・中国120Eの寒気トラフ:寒気南下
・オーストラリアのSEの寒冷渦:寒気北上
・アルゼンチンS部の寒気トラフ:寒気東進

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特にイギリスのNWの高気圧を周る流れ、中国NE部の寒冷渦を周る流れ、太平洋170E~アメリカ100Wの流れで蛇行大
・ドイツの寒冷渦:寒気南下、850hPa・-4℃線が45Nまで
・ロシア55Eの寒冷渦:寒気南下、850hPa・-20℃線が55Nまで
・中国120Eの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-4℃線が35N以南まで
・太平洋130Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・8℃線が30Nまで
・大西洋45Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・-8℃線は40Nの少しN
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特に南極大陸150Eの高気圧を周る流れで蛇行大
・南アフリカのSE(35E)の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は40Sの少しN
・インド洋90Eの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が35S以北まで
・南極大陸150Eの高気圧:暖気南下、850hPa・-12℃線が80Sまで
・オーストラリアのSE(155E)の寒冷渦:寒気北上:850hPa・0℃線が40S以北まで
・アルゼンチンS部の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は40Sの少しS

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -36℃:シベリア135~150E付近
・南半球低極 -16℃:南極点周辺
・高極(24日00UTC) 24℃:アフリカ大陸の10N線周辺
・高極(24日12UTC) 24℃:アフリカ大陸、オーストラリア

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球海面気圧12月24日12UTC
北半球500hPa高度12月24日12UTC
南半球海面気圧12月24日12UTC
南半球500hPa高度12月24日12UTC
全球500hPa高度12月24日12UTC