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全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2025年12月26日12UTC

全球500hPa高度12月26日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・ウクライナの寒気トラフ:寒気南下
・日本N部の寒気トラフ:寒気東進
・アメリカのEの寒気トラフ:寒気南下
・オーストラリア120Eの寒気トラフ:寒気東進
・チリS部の寒気トラフ:寒気北上

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特に北欧S部の高気圧を周る流れ、シベリア105E~太平洋170Wの流れで蛇行大
・スペインのNWの寒冷渦:寒気南下、850hPa・0℃線が40N以南まで
・北欧S部の高気圧:暖気東進、850hPa・4℃線は70Nの少しS
・ウクライナの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-8℃線が45N近くまで
・カザフスタン75Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・-4℃線は40Nの少しN
・日本N部の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・-16℃線は40Nの少しS
・アメリカのE(60W)の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-12℃線が40Nまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特にオーストラリアのSのリッジの流れで蛇行大
・大西洋30Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が40S以北まで
・オーストラリア120Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は30S
・オーストラリアのE(160E)の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は35S
・チリS部の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が40S以北まで

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -32℃:シベリア135E付近
・南半球低極 -16℃:南極点付近
・高極(26日00UTC) 24℃:アフリカ大陸、オーストラリアW部、メキシコ、アルゼンチンW部
・高極(26日12UTC) 28℃:ナミビア、南アフリカ、オーストラリアW部

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球海面気圧12月26日12UTC
北半球500hPa高度12月26日12UTC
南半球海面気圧12月26日12UTC
南半球500hPa高度12月26日12UTC
全球500hPa高度12月26日12UTC