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音楽と気象8 「ノーサイド」(詞・曲:松任谷由実)

昨年秋はラグビー・ワールドカップで盛り上がりましたね。それに伴って、この曲を耳にする機会も多くなりました。

まず、イントロが好きです。詞の内容を知ってしまった後(つまり2回目以降)は、思い切りリバーブのかかったこのイントロが心にしみます。イントロだけでこの歌の世界にどっぷり入れる感じ。

1984年発売のアルバム「ノーサイド」に入っています。発売の頃は私はユーミンから遠ざかっていて、この曲はサビの部分を何となく覚えている程度だったのですが、昨年何度か聴いて、この曲のすばらしさに気付きました。

「彼」、ラグビーに打ち込み、この試合を最後にラグビーからは遠ざかる彼の最後のキックはゴールをそれたという、結果は残念だったけれど、そこに至るまでの様々なことに対する敬意、感慨のこもった、「人々がみんな立ち去っても私、ここにいるわ」という言葉。彼は恋人かもしれないけれど、恋愛とは少し違った称賛の気持ちを感じます。ラガーマンだけでなく、何かに一生懸命打ち込むすべての人々への賛歌のようにも感じられます。

さて、気象とはあまり関係のない内容の歌ですが、「彼」がキックを蹴る場面の天気はどんな感じを思い浮かべるでしょうか?

私はずばり、「曇り、無風」です。太陽は完全に見えない状態です。
やはり、ゴールを外すので、晴れやかな場面ではありません。また、晴れていると回りのもの全てが陽光に照らされて輝いてしまい、「彼」をクローズアップできません。あと、風のためにゴールを決められなかったというのも違うと思うので「無風」。

みなさんはどのように思われるでしょうか?

(2020/11/17掲載)