全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2024年10月5日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・ヨーロッパの寒冷渦:寒気東進
・モンゴルの寒気トラフ:寒気南下
・アメリカNE部の寒気トラフ:寒気東進
・オーストラリア150Eの寒気トラフ:寒気東進
・アルゼンチンのリッジ:暖気南下

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・大西洋20Wの寒冷渦:寒気南下、850hPa・4℃線が45Nまで
・ヨーロッパの寒冷渦:寒気東進、850hPa・8℃線は40Nの少しS
・モンゴルの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・0℃線が45N近くまで
・カナダ105Wの寒冷渦:寒気東進、850hPa・8℃線は45N
・アメリカNE部の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は45Nの少しS
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特にオーストラリアのS(140E)~太平洋90Wの流れで蛇行大
・大西洋30Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・8℃線が25Sまで
・インド洋70Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は30Sの少しS
・オーストラリア150Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・8℃線は35Sの少しN
・太平洋135Wの寒冷渦:寒気北上、850hPa・-4℃線が40S近くまで
・同90Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・8℃線が15S近くまで
・アルゼンチンのリッジ:暖気南下、850hPa・16℃線が35S以南まで

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -12℃:北極海、シベリアN部
・南半球低極 -40℃:南極点近く、南極大陸110E付近
・高極(5日00UTC) 28℃:マリ、アルジェリア、サウジアラビア、アメリカSW部、メキシコNW部
・高極(5日12UTC) 28℃:アルジェリア、アンゴラ、スーダン~アフガニスタン

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球海面気圧10月5日12UTC
北半球500hPa高度10月5日12UTC
南半球海面気圧10月5日12UTC
南半球500hPa高度10月5日12UTC
全球500hPa高度10月5日12UTC

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