全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2024年10月7日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・イギリスのWの寒冷渦:寒気東進
・シベリア80Eの寒冷渦:寒気南下
・サハリンのWの寒気トラフ:寒気東進
・カナダ80Wの寒冷渦:寒気南下
・オーストラリア150Eの寒気トラフ:寒気北上

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大~大、特にグリーンランドS部の高気圧を周る流れで蛇行大
・イギリスのWの寒冷渦:寒気東進、850hPa・8℃線は40Nの少しS
・ヨーロッパのリッジ:暖気北上、850hPa・12℃線が50N近くまで
・シベリア80Eの寒冷渦:寒気南下、850hPa・-4℃線が55Nまで
・サハリンのWの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は45Nの少しN
・カナダ115Wのリッジ:暖気北上、850hPa・8℃線が60N以北まで
・同80Wの寒冷渦:寒気南下、850hPa・4℃線が40N以南まで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大~大、特に太平洋110Wの寒冷渦を周る流れで蛇行大
・大西洋30Wの寒気トラフ:ブロッキング、850hPa・4℃線は30S
・南アフリカのSEの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・8℃線が35S以北まで
・インド洋90Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は35Sの少しS
・オーストラリア150Eの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・-4℃線が40Sまで
・太平洋125Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は30Sの少しN

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -12℃:北極海~シベリアN部
・南半球低極 -40℃:南極点付近
・高極(7日00UTC) 28℃:アメリカSW部、メキシコNW部、アルゼンチンN部~ブラジル中央部
・高極(7日12UTC) 28℃:アルジェリア~アラビア半島、アンゴラとその周辺、アメリカSW部、メキシコNW部

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球海面気圧10月7日12UTC
北半球500hPa高度10月7日12UTC
南半球海面気圧10月7日12UTC
南半球500hPa高度10月7日12UTC
全球500hPa高度10月7日12UTC

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