全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2024年10月20日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・北大西洋30Wの寒気トラフ:寒気東進
・バレンツ海のリッジ:暖気北上
・モンゴルの寒冷渦:寒気南下
・オーストラリア中西部での昇温
・アルゼンチンのEのリッジ:暖気南下

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・大西洋30Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は40Nの少しS
・バレンツ海のリッジ:暖気北上、850hPa・0℃線が80Nまで
・モンゴルの寒冷渦:寒気南下、850hPa・-4℃線が45N近くまで
・太平洋155Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・-4℃線は40Nの少しN
・同145Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・0℃線が40Nまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・南アフリカのWの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が25S近くまで
・オーストラリアのSW(110E)の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が30Sまで
・オーストラリア中西部で昇温:850hPa・24℃以上の領域拡大
・太平洋130Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は30Sの少しN
・アルゼンチンのEのリッジ:暖気南下、850hPa・12℃線が45S以南まで

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -20℃:シベリア、グリーンランド
・南半球低極 -32℃:南極大陸の広範囲
・高極(20日00UTC) 24℃:アフリカ大陸~アフガニスタン、メキシコ
・高極(20日12UTC) 28℃:アフリカ大陸S部、サウジアラビア

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球海面気圧10月20日12UTC
北半球500hPa高度10月20日12UTC
南半球海面気圧10月20日12UTC
南半球500hPa高度10月20日12UTC
全球500hPa高度10月20日12UTC