全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2024年11月26日12UTC
★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・中国NE部の寒冷渦:寒気南下
・カナダ90Wの寒冷渦:寒気東進
・グリーンランドでの寒気南下
・南アフリカのSの寒冷渦:寒気北上
・オ-ストラリアのSの寒冷渦:寒気北上
★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・ヨーロッパの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は50Nの少しS
・中国NE部の寒冷渦:寒気南下、850hPa・-16℃線が40N近くまで
・カナダ130Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-20℃線が65Nまで
・同90Wの寒冷渦:寒気東進、850hPa・0℃線は40N
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・大西洋40Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が40S近くまで
・南アフリカのSの寒冷渦:寒気北上、850hPa・8℃線が25S近くまで
・インド洋75Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は40S
・オ-ストラリアのS(130E)の寒冷渦:寒気北上、850hPa・8℃線が30S以北まで
・チリのSW(80W)部の寒冷渦:寒気北上、850hPa・0℃線が35Sまで
★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -28℃:北極海、エルズミーア島、グリーンランド
・南半球低極 -24℃:南極点付近
・高極(26日00UTC) 24℃:アフリカ大陸S部、メキシコ、アルゼンチンN部、ボリビア
・高極(26日12UTC) 28℃:アフリカ大陸S部
※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/