全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2025年1月22日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・バルカン半島の寒気トラフ:寒気南下
・カザフスタン65Eの寒気トラフ:寒気南下
・北太平洋160Wの寒気トラフ:寒気南下
・アメリカ85Wの寒気トラフ:寒気東進
・ニュージーランドのWの寒気トラフ:寒気北上

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特に太平洋160E~カザフスタン70Eの流れ、カナダW部のリッジの流れで蛇行大
・モロッコのWの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・8℃線は25Nの少しS
・バルカン半島の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・0℃線が45N以南まで
・カザフスタン65Eの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-20℃線が45N近くまで
・パキスタンの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・4℃線が30Nまで
・太平洋160Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・4℃線が25Nまで
・カナダ125Wのリッジ:暖気北上、850hPa・-4℃線が70Nまで
・アメリカ85Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・-4℃線は30Nの少しN
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・大西洋10Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が40Sまで
・インド洋70Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は40Sの少しN
・ニュージーランドのWの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が40Sまで
・太平洋90Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が35Sまで

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -32℃:北極海、シベリア130~150E付近
・南半球低極 -16℃:南極大陸90W、140E付近
・高極(22日00UTC) 28℃:オーストラリア
・高極(22日12UTC) 32℃:オーストラリア

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球海面気圧1月22日12UTC
北半球500hPa高度1月22日12UTC
南半球海面気圧1月22日12UTC
南半球500hPa高度1月22日12UTC
全球500hPa高度1月22日12UTC