全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2025年5月18日12UTC
★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・シベリア90Eのリッジ:暖気東進
・シベリア140Eのリッジ:暖気北上
・カナダ105Wのリッジ:暖気北上
・オーストラリア150Eの寒気トラフ:寒気北上
・アルゼンチンの寒気トラフ:寒気東進
★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大
・アイスランドの高気圧:ブロッキング、850hPa・4℃線は75Nの少しN
・スペインのリッジ:暖気北上、850hPa・16℃線が40N以北まで
・カザフスタン55Eのリッジ:暖気東進、850hPa・12℃線は45Nの少しN
・シベリア90Eのリッジ:暖気東進、850hPa・28℃線は45N近くまで
・同140Eのリッジ:暖気北上、850hPa・0℃線が70N近くまで
・カナダ105Wのリッジ:暖気北上、850hPa・4℃線が65Nまで
・アメリカNE部の寒冷渦:寒気東進、850hPa・8℃線は40Nの少しS
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・インド洋55Eの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・-4℃線が40S以北まで
・オーストラリアのSW(105E)の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は40Sの少しN
・オーストラリア150Eの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が25S近くまで
・ニュージーランドの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は40Sの少しN
・アルゼンチンの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は35Sの少しN
★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -16℃:北極海、カナダN部
・南半球低極 -48℃:南極大陸110E付近
・高極(18日00UTC) 32℃:メキシコ
・高極(18日12UTC) 32℃:イラン~パキスタン
※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/