全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2025年6月20日12UTC
★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・ヨーロッパのリッジ:暖気東進
・シベリア100Eのリッジ:暖気東進
・アメリカ100Wのリッジ:暖気北上
・オーストラリアのWの寒気トラフ:寒気北上
・ニュージーランドの寒気トラフ:寒気東進
★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大
・ヨーロッパのリッジ:暖気東進、850hPa・16℃線は50Nの少しN
・シベリア100Eのリッジ:暖気東進、850hPa・24℃線は55Nの少しN
・オホーツク海のリッジ:暖気北上、850hPa・16℃線が50N以北まで
・アメリカ100Wのリッジ:暖気北上、850hPa・24℃線が45Nまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・大西洋20Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は35S
・南アフリカのSの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は35Sの少しS
・オーストラリアのW(110E)の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が25Sまで
・ニュージーランドの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は35S
・太平洋150Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・8℃線は20Sの少しS
・アルゼンチンS部の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は40Sの少しN
★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -8℃:北極海
・南半球低極 -40℃:南極大陸120E付近
・高極(20日00UTC) 36℃:アメリカSW部、メキシコNW部
・高極(20日12UTC) 36℃:イラン~パキスタン
※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/