全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2025年7月18日12UTC
★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・北欧の高気圧:暖気東進
・カザフスタンでの暖気北上
・シベリア145Eのリッジ:暖気北上
・南アフリカの寒気トラフ:寒気東進
・オーストラリアのSの寒気トラフ:寒気北上
★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大
・フランスのリッジ:暖気東進、850hPa・20℃線は45N
・北欧の高気圧:暖気東進、850hPa・12℃線は70Nの少しN
・ロシアS部(45E)のリッジ:暖気北上、850hPa・20℃線が50N近くまで
・ロシア55Eの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・8℃線が55N近くまで
・カザフスタンで暖気北上:850hPa・28℃線が45N以北まで
・シベリア145Eのリッジ:暖気北上、850hPa・16℃線が70Nまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・南アフリカの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・8℃線は30Sの少しN
・インド洋80Eの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が35S以北まで
・オーストラリアのS(130E)の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が35S以北まで
・太平洋170Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・8℃線は25Sの少しN
・同120Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・-4℃線が40Sまで
★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -8℃:北極海、バレンツ海
・南半球低極 -40℃:南極大陸145W、115~80W付近
・高極(18日00UTC) 32℃:アルジェリアW部とその周辺、アラビア半島~アフガニスタン、アメリカW部
・高極(18日12UTC) 36℃:イラン、アフガニスタン
※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/