全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2025年8月20日12UTC
★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・ポーランドの寒気トラフ:寒気南下
・日本海N部の寒気トラフ:寒気南下
・カナダ100Wのリッジ:暖気北上
・オーストラリア115Eの寒気トラフ:寒気北上
・ニュージーランドのEの寒気トラフ:寒気東進
★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大~大、特にグリーンランドのリッジの流れで蛇行大
・ポーランドの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・4℃線が55N近くまで
・カザフスタン60Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・16℃線は45N
・日本海N部の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・12℃線が45Nまで
・カナダ100Wのリッジ:暖気北上、850hPa・24℃線が50Nまで
・大西洋45Wの寒冷渦:寒気東進、850hPa・4℃線は45Nの少しS
・グリーンランドのリッジ:暖気北上、850hPa・4℃線が80Nまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大~大、特にニュージーランドのWの高気圧を周る流れで蛇行大
・大西洋20Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は25S
・オーストラリア115Eの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が35S以北まで
・ニュージーランドのEの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は35Sの少しN
・太平洋95Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・-4℃線が40Sまで
・ウルグアイの寒冷渦:寒気東進、850hPa・8℃線は30S
★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -8℃:北極海
・南半球低極 -40℃:南極大陸80~110E付近
・高極(20日00UTC) 32℃:アメリカW部
・高極(20日12UTC) 36℃:イラン
※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/