全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2025年10月15日12UTC
★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・ウクライナの寒気トラフ:ブロッキング
・中国90Eの寒気トラフ:寒気南下
・カナダ70Wの寒気トラフ:寒気南下
・南アフリカの寒気トラフ:寒気東進
・チリS部の寒気トラフ:寒気東進
★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特に大西洋40W~中国90Eの流れで蛇行大
・ウクライナの寒気トラフ:ブロッキング、850hPa・0℃線は45N
・中国90Eの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-4℃線が45Nまで
・日本のE(155E)の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-8℃線が45N近くまで
・アメリカSW部の寒冷渦:寒気東進、850hPa・4℃線は35Nの少しS
・カナダ70Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・0℃線が45Nまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特にインド洋55Eのリッジの流れで蛇行大
・南アフリカの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は35S
・インド洋75Eの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が25S近くまで
・ニュージーランドの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は35Sの少しN
・チリS部の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は35Sの少しS
★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -16℃:東シベリア海、シベリア、グリーンランド
・南半球低極 -36℃:南極点周辺
・高極(15日00UTC) 28℃:メキシコ
・高極(15日12UTC) 28℃:アンゴラ~南アフリカ
※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/