全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2025年12月18日12UTC
★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・ヨーロッパのWの寒気トラフ:寒気東進
・サウジアラビアの寒冷渦:寒気南下
・モンゴルの寒気トラフ:寒気東進
・カナダ80Wの寒気トラフ:寒気東進
・オーストラリアSE部での昇温
★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特にシベリアE端部のリッジの流れで蛇行大
・ヨーロッパのW(20W)の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は40Nの少しN
・アルジェリアの寒冷渦:寒気南下、850hPa・4℃線が25Nまで
・サウジアラビアの寒冷渦:寒気南下、850hPa・4℃線が25N以南まで
・モンゴルの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・-8℃線は45N
・日本のE(155E)の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・-8℃線は40Nの少しS
・アメリカ100Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・4℃線が35Nまで
・カナダ80Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・-20℃線は50N
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特に太平洋150Wのリッジの流れで蛇行大
・大西洋20Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は40Sの少しN
・南アフリカのSEの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は35Sの少しS
・インド洋100Eの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が40S近くまで
・オーストラリアW部で昇温:850hPa・28℃以上の領域拡大
・同SE部で昇温:850hPa・24℃以上の領域出現
・太平洋145Wの寒冷渦:寒気北上、850hPa・4℃線が30Sまで
★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -32℃:シベリア135E付近
・南半球低極 -16℃:南極大陸の広範囲
・高極(18日00UTC) 24℃:オーストラリア、アルゼンチンW部
・高極(18日12UTC) 28℃:オーストラリア
※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/




