国内気温概況:2021年12月18日8時(日本時間)までの最低気温の平年差
全国的に寒気流入
【気圧配置】
06時では、低気圧が千島列島とカムチャツカ半島の南に、高気圧が中国中央部にある。
【北日本:北海道、東北】
北海道は北西の風で寒気が流入中、日本海側と渡島半島は寒気により平年並み~低く、中央部、東部は寒気流入初期で風が冷え込みを抑えたこともあり平年並み~高くなった。東北は西よりの風曇りや雪で、寒気により平年並み~低めの所が多く、福島の1地点では平年より低くなった。
【東日本:関東甲信、東海、北陸】
太平洋側は北西~西の風、晴れや曇り北部山沿いや愛知、三重の一部で雪で、寒気により平年並み~低めの所が多いが、長野、静岡の各1地点では局地的な冷え込みにより平年より低くなった。日本海側は雪や曇りで、寒気により平年並み~低めの所が多く、新潟の1地点では平年より低くなった。
【西日本:近畿、中国、四国、九州】
近畿、中国は曇りや雪瀬戸内側など一部で晴れで、寒気により平年並み~低めの所が多く、広島の1地点では平年より低い。四国、九州は晴れや曇り未明は所々で雪で、寒気により平年並み~低くなった。
【沖縄・奄美】
北よりの風曇り所々で雨で、全地点で平年並みとなった。
※ 平年差を、「平年より低い」、「平年より低め」、「平年並み」、「平年より高め」、「平年より高い」の5階級(当サイト独自定義)に分けて記載しています。
※ 図は気象庁HP、日本気象協会HPより転載、表は気象庁HP掲載データを使用して作成。
※ 12月18日(日本時間24時まで)の国内気温記録更新:なし
2021/12/18 | 8時までの最低気温平年差(小数点以下切り捨て) | |
地方 | 平年差の最低~最高 | 平年差の大きい地域 |
北海道 | -5 ~ +8 | 後志、渡島、檜山-5、宗谷、胆振-4、 釧路、十勝+8、根室+6 |
東北 | -5 ~ 0 | 福島-5、青森、秋田、山形-4 |
関東甲信 | -5 ~ +1 | 長野-5、栃木、群馬、伊豆諸島-4 |
東海 | -5 ~ +1 | 静岡-5、愛知-4 |
北陸 | -5 ~ -1 | 新潟-5、福井-4 |
近畿 | -4 ~ +1 | 大阪、兵庫、和歌山-4、京都-3 |
中国 | -5 ~ 0 | 広島-5、島根、山口-4 |
四国 | -6 ~ 0 | 高知-6、徳島、愛媛-4 |
九州 | -7 ~ 0 | 長崎-7、熊本-5、宮崎、鹿児島-4 |
沖縄・奄美 | -2 ~ 0 |
地点 | 観測値 | 平年差 | 稚内 | -16.7 | -3.6 |
---|---|---|
札幌 | -11.3 | -0.3 |
釧路 | -6.5 | +3.0 |
秋田 | -10.5 | -3.5 |
輪島 | -9.9 | -5.7 |
つくば | 0.6 | +1.4 |
八丈島 | 4.4 | +1.9 |
松江 | -9.1 | -6.1 |
潮岬 | -4.7 | -5.6 |
福岡 | -8.1 | -7.0 |
鹿児島 | -6.5 | -8.7 |
名瀬 | 1.0 | -4.6 |
南大東島 | 7.0 | -2.2 |
石垣島 | 7.0 | -2.8 |
父島 | 13.6 | +3.8 |