国内気温概況:2021年12月28日8時(日本時間)までの最低気温の平年差
北海道、九州南部で強い冷え込み
【気圧配置】
06時では、低気圧がカムチャツカ半島南端に、高気圧が上海付近と朝鮮半島の北にある。
【北日本:北海道、東北】
北海道は、南西部は曇りや雪所々で晴れ、その他は晴れや曇りで、寒気や冷え込みにより平年並み~低く、雪雲がかかって冷え込む頻度の少ない地点で平年差のマイナスが大きくなっているのが目立つ。東北は北西の風曇りや雪、朝以降は太平洋側の一部で晴れで、寒気により平年並み~低めの所が多く、青森、岩手、宮城の計5地点では平年より低くなった。
【東日本:関東甲信、東海、北陸】
関東は晴れ北部山沿いは曇りや雪で、寒気や冷え込みにより平年並み~低めの所が多く千葉の2地点では平年より低い。甲信、東海は西よりの風晴れや曇り北部山沿いは雪で、冷え込みは弱く平年並みの所が多いが、山梨、静岡の計4地点では冷え込んで平年より低め、長野、岐阜、三重の各1地点では雲や風により平年より高め。北陸は雪や曇りで、寒気により平年並み~低めとなった。
【西日本:近畿、中国、四国、九州】
近畿、中国は曇り鳥取以東の日本海側は雪で、冷え込みは弱く平年並みの所が多いが、島根、山口の日本海側沿岸部の7地点では海からの風により平年より高めとなった。四国は晴れや曇りで、寒気や冷え込みにより平年並み~低めの所が多いが、香川、愛媛の各1地点では冷え込みが弱く平年より高め。九州は晴れや曇りで、寒気や冷え込みにより平年並み~低く、特に九州南部では強い冷え込みで平年より低い地点が多くなった。
【沖縄・奄美】
北東の風曇りや雨で、平年並みの所が多いが、奄美、沖縄本島の計3地点では寒気により平年より低めとなった。
※ 平年差を、「平年より低い」、「平年より低め」、「平年並み」、「平年より高め」、「平年より高い」の5階級(当サイト独自定義)に分けて記載しています。
※ 図は気象庁HP、日本気象協会HPより転載、表は気象庁HP掲載データを使用して作成。
※ 12月28日(日本時間24時まで)の国内気温記録更新:あり、上のメニューから「日本の気温」/「国内記録更新表」をご覧ください。
2021/12/28 | 8時までの最低気温平年差(小数点以下切り捨て) | |
地方 | 平年差の最低~最高 | 平年差の大きい地域 |
北海道 | -13 ~ +1 | 後志-13、上川-12、宗谷、留萌-11 |
東北 | -6 ~ 0 | 岩手、宮城-6、青森-5 |
関東甲信 | -5 ~ +3 | 千葉-5、茨城、埼玉、東京、神奈川-4、長野+3 |
東海 | -3 ~ +3 | 静岡-3、岐阜、三重+3 |
北陸 | -4 ~ 0 | 新潟-4、富山、石川-3 |
近畿 | -1 ~ +2 | |
中国 | -2 ~ +3 | 島根、山口+3 |
四国 | -4 ~ +3 | 高知-4、徳島-3、香川、愛媛+3 |
九州 | -7 ~ +1 | 熊本-7、宮崎、鹿児島-6、大分-5 |
沖縄・奄美 | -3 ~ 0 | 奄美、沖縄本島-3 |
地点 | 観測値 | 平年差 | 稚内 | -16.1 | -2.6 |
---|---|---|
札幌 | -15.7 | -4.2 |
釧路 | -15.5 | -4.6 |
秋田 | -14.1 | -6.2 |
輪島 | -10.5 | -5.1 |
つくば | -6.9 | -5.0 |
八丈島 | -3.7 | -5.0 |
松江 | -8.3 | -4.2 |
潮岬 | -4.5 | -4.4 |
福岡 | -8.9 | -7.0 |
鹿児島 | -3.9 | -5.3 |
名瀬 | 0.0 | -4.6 |
南大東島 | 4.0 | -3.9 |
石垣島 | 5.4 | -3.4 |
父島 | 2.6 | -5.5 |