国内気温概況:2022年2月3日8時(日本時間)までの最低気温の平年差
関東で冷え込み
【気圧配置】
06時では、低気圧がオホーツク海に、高気圧が山東半島付近と小笠原諸島付近にあり、前線が沖縄・奄美に停滞している。
【北日本:北海道、東北】
北海道は、日本海側と渡島半島は曇りや雪、その他は曇りや晴れ所々で雪で冷え込みは弱く平年並み~高い所が多いが、北部や十勝などの所々(8地点)では冷え込んで平年より低めとなった。東北は、日本海側は曇りや雪所々で晴れ、太平洋側は晴れや曇りで冷え込みは弱く平年並み~高めの所が多いが、岩手、福島の計5地点では冷え込んで平年より低め~低くなった。
【東日本:関東甲信、東海、北陸】
関東甲信は晴れ甲信は明け方以降次第に曇り北部山沿いの一部は雪で、冷え込んで平年並み~低めの所が多いが、伊豆諸島の1地点(大島)と長野の13地点では雲や風により気温が下がりにくく平年より高め~高くなった。東海は、岐阜は曇りや雪、その他は晴れ後曇りで平年並みの所が多いが、静岡の1地点(松崎)では海からの風により平年より高く、岐阜の10地点では雪雲により平年より高め~高くなった。北陸は曇りや雪・雨で平年並みの所が多いが、富山、石川の計4地点では平年より高めとなった。
【西日本:近畿、中国、四国、九州】
近畿、中国、四国は晴れ後曇りで平年並みの所が多いが、島根を中心に所々(11地点)では平年より高め~高くなった。九州は曇り所々で雨で、平年並み~高めとなった。
【沖縄・奄美】
奄美、沖縄本島、先島諸島は曇りや雨で暖気の影響もあり、平年並み~高めの所が多く沖縄本島の1地点(糸数)では平年より高くなり、大東島は晴れたが南よりの風で暖気が流入して平年より高めとなった。
※ 平年差を、「平年より低い」、「平年より低め」、「平年並み」、「平年より高め」、「平年より高い」の5階級(当サイト独自定義)に分けて記載しています。
※ 図は気象庁HP、日本気象協会HPより転載、表は気象庁HP掲載データを使用して作成。
※ 2月3日(日本時間24時まで)の国内気温記録更新:なし
2022/2/3 | 8時までの最低気温平年差(小数点以下切り捨て) | |
地方 | 平年差の最低~最高 | 平年差の大きい地域 |
北海道 | -4 ~ +9 | 宗谷、十勝-4、上川、留萌、胆振-3、上川+9、後志+8 |
東北 | -5 ~ +4 | 岩手-5、福島-4、岩手、山形+4、秋田、福島+3 |
関東甲信 | -4 ~ +6 | 茨城、群馬、埼玉、千葉-4、栃木、山梨-3、 長野+6、伊豆諸島+3 |
東海 | -2 ~ +5 | 静岡、岐阜+5 |
北陸 | 0 ~ +4 | 富山+4、石川+3 |
近畿 | -2 ~ +4 | 兵庫+4、大阪、奈良+3 |
中国 | -1 ~ +5 | 島根+5 |
四国 | -1 ~ +3 | 香川、愛媛、高知+3 |
九州 | -2 ~ +3 | 大分、佐賀、熊本、宮崎、鹿児島+3 |
沖縄・奄美 | 0 ~ +5 | 沖縄本島+5、大東島、先島諸島+4 |
地点 | 観測値 | 平年差 | 稚内 | -15.9 | -0.7 |
---|---|---|
札幌 | -13.3 | 0.0 |
釧路 | -13.5 | -1.0 |
秋田 | -11.3 | -1.4 |
輪島 | -7.3 | 0.0 |
つくば | -4.5 | -0.7 |
八丈島 | -2.9 | -2.6 |
松江 | -7.5 | -2.3 |
潮岬 | -4.1 | -2.4 |
福岡 | -3.5 | -0.1 |
鹿児島 | -1.7 | -1.7 |
名瀬 | 5.0 | +1.4 |
南大東島 | 7.0 | +0.2 |
石垣島 | 12.6 | +4.5 |
父島 | 5.8 | -0.6 |