国内気温概況:2022年5月16日8時(日本時間)までの最低気温の平年差

8時までの最低気温の平年差
6時の天気図
8時までの最低気温
6時のIR画像

東北で冷え込み

【気圧配置】
06時では、低気圧がサハリンの北に、高気圧が上海の南西と三陸沖にあり、前線が沖縄の南~伊豆諸島の南に停滞、前線上の紀伊半島の南に低気圧がある。
【北日本:北海道、東北】
北海道は南~南西の風、概ね晴れで、風により気温が下がりにくく平年並み~高い所が多いが、太平洋側や渡島半島では比較的風が弱く、14地点では冷え込んで平年より低めとなった。東北は、北部は晴れまたは晴れ後曇り、南部は曇りまたは晴れ後曇りで、寒気や冷え込みにより平年並み~低いが、平年より低いのは岩手中心の10地点で、雲がかかり続けた福島では全地点で平年並みとなった。
【東日本:関東甲信、東海、北陸】
太平洋側は曇り、北部の所々で晴れ、関東と静岡の一部で雨で、平年並みの所が多いが、長野、岐阜のそれぞれ北部の計5地点では寒気により平年より低め、父島(小笠原)では南からの暖気により平年より高めとなった。日本海側は曇り所々で晴れで、寒気や冷え込みにより平年並み~低めとなった。
【西日本:近畿、中国、四国、九州】
概ね曇り、和歌山、高知、宮崎、鹿児島のそれぞれ一部では時々雨で、平年並みの所が多いが、宮崎南部と鹿児島県種子島・屋久島のそれぞれ4地点では雨の冷気により平年より低めとなった。
【沖縄・奄美】
奄美、沖縄本島、先島諸島は雨や曇りで、雨の冷気により平年並み~低めで沖縄本島の1地点(北原)では平年より低くなり、大東島は曇りで平年並みとなった。

※ 平年差を、「平年より低い」、「平年より低め」、「平年並み」、「平年より高め」、「平年より高い」の5階級(当サイト独自定義)に分けて記載しています。

※ 図は気象庁HP、日本気象協会HPより転載、表は気象庁HP掲載データを使用して作成。

※ 5月16日(日本時間24時まで)の国内気温記録更新:あり、上のメニューから「日本の気温」/「国内記録更新表」をご覧ください。

2022/5/16 8時までの最低気温平年差(小数点以下切り捨て)
地方 平年差の最低~最高 平年差の大きい地域
北海道 -4 ~ +7 釧路、十勝、胆振、渡島、檜山-4、
後志、網走、日高-3、宗谷、上川+7、留萌+5
東北 -6 ~ +2 岩手-6、秋田-5、青森、宮城、山形-4
関東甲信 -3 ~ +3 長野-3、小笠原+3
東海 -3 ~ +2 岐阜-3
北陸 -3 ~ 0 新潟、福井-3
近畿 -2 ~ +2  
中国 -2 ~ 0  
四国 -2 ~ 0  
九州 -3 ~ 0 宮崎、鹿児島-3
沖縄・奄美 -5 ~ 0 沖縄本島-5、奄美-4
850hPa気温、平年差2022年05月15日 21時(日本時間)
地点 観測値  平年差 
稚内 3.0 -1.5
札幌 3.2 -2.2
釧路 欠測
秋田 2.2 -5.1
輪島 5.2 -4.2
つくば 6.8 -3.5
八丈島 12.2 -0.1
松江 6.0 -5.4
潮岬
福岡 5.8 -6.2
鹿児島 8.0 -4.8
名瀬 13.6 -1.6
南大東島 17.8 +1.2
石垣島 15.0 -2.4
父島 17.4 +1.7

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