全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2023年9月18日12UTC
★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・イギリスの寒気トラフ:寒気南下
・シベリア125Eの寒気トラフ:寒気南下
・中国NE部の寒気トラフ:寒気南下
・アメリカ80Wの寒気トラフ:寒気南下
・オーストラリアSE部での暖気南下
★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・イギリスの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・4℃線が50Nまで
・北欧のリッジ:暖気北上、850hPa・8℃線が65Nまで
・イタリアのリッジ:暖気東進、850hPa・20℃線は45Nの少しS
・シベリア125Eの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・0℃線が55Nまで
・中国NE部の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・8℃線が45N以南まで
・カナダ120Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・4℃線が45Nまで
・同95Wのリッジ:暖気東進、850hPa・16℃線は55Nの少しN
・アメリカ80Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・12℃線が35N以南まで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特に大西洋30Wの寒冷渦を周る流れ、太平洋115Wのリッジの流れで蛇行大
・大西洋10Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が40Sまで
・オーストラリアSE部で暖気南下:850hPa・16℃線が40S近くまで
・太平洋160Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は40Sの少しN
・同95Wの寒気トラフ:ブロッキング、850hPa・0℃線は30S
★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -12℃:スヴァールバル諸島
・南半球低極 -40℃:南極大陸20E85S付近
・高極(18日00UTC) 32℃:サウジアラビア
・高極(18日12UTC) 32℃:アラビア半島、イラン
※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/