全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2024年1月13日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・カザフスタン55Eの寒気トラフ:寒気南下
・中国115Eの寒気トラフ:寒気南下
・日本の寒気トラフ:寒気南下
・アメリカ105Wの寒冷渦:寒気南下
・オーストラリアW部での昇温

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大~大、特にアイスランドのSWの高気圧を周る流れ、アメリカ105Wの寒冷渦を周る流れで蛇行大
・イベリア半島のリッジ:暖気北上、850hPa・8℃線が45Nまで
・リビアの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・4℃線が30N以南まで
・カザフスタン55Eの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-16℃線が45N以南まで
・中国115Eの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-8℃線が40Nまで
・日本の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-8℃線が35Nまで
・アメリカ105Wの寒冷渦:寒気南下、850hPa・-36℃線が45Nまで
・同85Wの寒冷渦:寒気東進、850hPa・-4℃線は35N
・グリーンランドS部のリッジ:暖気北上、850hPa・-4℃線が70Nまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・大西洋20Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は40S
・インド洋95Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は40Sの少しS
・オーストラリアW部で昇温:850hPa・32℃以上の領域出現
・オーストラリアのS(150E)の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は40Sの少しS
・アルゼンチンS部の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が50Sまで

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -36℃:シベリア145E、アメリカ105W付近
・南半球低極 -16℃:南極大陸の広範囲
・高極(13日00UTC) 28℃:オーストラリアW部
・高極(13日12UTC) 32℃:オーストラリアW部

※ ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)の図を貼ることができなくなっています。
x(旧ツイッター)の「気温のページ」に貼り付けた図をご覧ください。また、
ECMWFホームページ:https://charts.ecmwf.int/、
あるいは当サイトの「天気図ムービー」:http://kion-web.com/charts_movie/ からもご覧になれます。
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

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