全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2018年12月13日12UTC

オーストラリアSE部に寒冷渦

【北半球30N以北の500hPa流れ、850hPa気温】
偏西風の蛇行は、やや大。
大西洋40Wに低気圧。スペインに寒気トラフ。北欧に高気圧。オーストリアとウクライナに寒冷渦。カラ海に寒冷渦、シベリア60Eにかけて寒気トラフ。日本海に寒気トラフ。カムチャツカ半島に寒冷渦。アラスカS部に寒冷渦、太平洋150Wにかけて寒気トラフ。エルズミーア島のSに寒冷渦。北米大陸100Wに寒気トラフ。大西洋55Wに寒気トラフ。
【南半球30S以南の500hPa流れ、850hPa気温】
偏西風の蛇行は、やや大。
南極大陸:10Eに大規模な高気圧、暖気。130W(沿岸)に寒冷渦。
中緯度(30~70S):アフリカのSの30Eに寒気トラフ。インド洋100Eに寒気トラフ、850hPa・0℃が40Sまで北上。オーストラリアSW部にリッジ、暖気。オーストラリアSE部に寒冷渦、W側に850hPa・0℃の寒気を伴う。ニュージーランドに低気圧。太平洋150Wに寒気トラフ、850hPa・4℃が35S以北まで。太平洋80Wに寒気トラフ、850hPa・0℃が35Sまで、南米大陸S部はトラフ前面で昇温。
【低緯度域30S~30Nの500hPa流れ、850hPa気温】
アフリカ大陸の10N線で高気圧強化、昇温。アフリカS部で高気圧強化、昇温。インドN部に寒気トラフ。オーストラリア中部で寒気北上。メキシコに寒気トラフ。

【850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り】
・北半球低極 -28℃:シベリア140E65N付近
・南半球低極 -20℃:南極大陸135E75S付近
・高極 28℃:アンゴラ、ナミビア、ボツワナ、南アフリカ、オーストラリアNW部

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載

北半球500高度850気温
北半球地上気圧
南半球500高度850気温
南半球地上気圧
全球500高度850気温

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