全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2023年5月19日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・アイスランドのリッジ:暖気北上
・シベリア95Eのリッジ:暖気東進
・モンゴルE部の寒冷渦:寒気南下
・アラスカのリッジ:暖気北上
・アルゼンチンS部の寒気トラフ:寒気北上

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大
・アイスランドのリッジ:暖気北上、850hPa・4℃線が65N以北まで
・トルコの寒冷渦:寒気東進、850hPa・12℃線は30Nの少しS(エジプトN部)
・シベリア95Eのリッジ:暖気東進、850hPa・8℃線は70N
・モンゴルE部の寒冷渦:寒気南下、850hPa・12℃線が40Nまで
・アラスカのリッジ:暖気北上、850hPa・4℃線が65Nまで
・アメリカ95Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・4℃線が40Nまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・南アフリカの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・12℃線が25Sまで
・オーストラリアのS(135E)の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が40Sまで
・太平洋110Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・-8℃線が50Sまで
・アルゼンチンS部の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・-4℃線が40S近くまで

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -20℃:北極点近く、エルズミーア島
・南半球低極 -40℃:南極大陸150E73S付近
・高極(19日00UTC) 28℃:マリE部~エリトリアW部、メキシコ
・高極(19日12UTC) 28℃:マリE部~パキスタン、インドSW部、中国80E、100E付近

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球500高度850気温
南半球500高度850気温
北半球地上気圧
南半球地上気圧
全球500高度850気温

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