全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2023年7月7日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・イタリア~北海のリッジ:暖気北上
・ロシア40Eのリッジ:暖気北上
・カナダ130Wのリッジ:暖気北上
・南大西洋05Eの寒気トラフ:寒気北上
・南太平洋85Wの寒気トラフ:寒気北上

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大~大、特に太平洋160W~大西洋20Wの流れで蛇行大
・大西洋20Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・8℃線が40Nまで
・イタリア~北海のリッジ:暖気北上、850hPa・12℃線が50N以北まで
・ロシア40Eのリッジ:暖気北上、850hPa・12℃線が60N以北まで
・カナダ130Wのリッジ:暖気北上、850hPa・16℃線が65N以北まで
・グリーンランドのリッジ:暖気北上、850hPa・4℃線が70N近くまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特に太平洋160W~インド洋65Eの流れで蛇行大
・南極大陸100Wのリッジ:暖気南下、850hPa・-8℃線が85S近くまで
・大西洋05Eの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が30Sまで
・インド洋70Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は40Sまで
・オーストラリアのS(135E)の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が35S近くまで
・太平洋160Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が30Sまで
・同85Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が30S近くまで

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -8℃:北極海、ラプテフ海
・南半球低極 -44℃:南極大陸120E85S付近
・高極(7日00UTC) 36℃:アメリカSW部、メキシコNW部
・高極(7日12UTC) 36℃:サウジアラビアS部、イラン

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球500高度850気温
南半球500高度850気温
北半球地上気圧
南半球地上気圧
全球500高度850気温

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です