全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2023年11月15日12UTC
★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・中国110Eの寒気トラフ:寒気南下
・シベリア115Eの寒気トラフ:寒気南下
・アラスカのSのリッジ:暖気北上
・マダガスカルの寒気トラフ:寒気北上
・チリのWの寒気トラフ:寒気北上
★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・イラクの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・12℃線は30Nの少しN
・シベリア85Eのリッジ:暖気北上、850hPa・0℃線が60Nまで
・中国110Eの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・0℃線が35Nまで
・シベリア115Eの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-12℃線が50Nまで
・アラスカのSのリッジ:暖気北上、850hPa・12℃線が55Nまで
・大西洋55Wの寒冷渦:寒気南下、850hPa・4℃線が35N以南まで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大~大、特に南極大陸00Wのリッジの流れ、太平洋110Wの高気圧を周る流れで蛇行大
・南アフリカのWの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・8℃線は30Sの少しS
・マダガスカルの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・12℃線が20S以北まで
・オーストラリアSW部の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・12℃線が30Sまで
・太平洋140Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・8℃線が20S近くまで
・チリのW(75W)の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が30S近くまで
★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -28℃:グリーンランドNE部
・南半球低極 -32℃:南極大陸135E80S付近
・高極(15日00UTC) 28℃:ナミビアS部、ブラジルS部
・高極(15日12UTC) 32℃:ナミビアS部
※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/