全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2023年12月13日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・中国85Eの寒気トラフ:寒気南下
・日本のEの寒気トラフ:寒気南下
・カナダ115Wのリッジ:暖気東進
・カナダ80Wの寒気トラフ:寒気東進
・南アフリカのSWの寒気トラフ:寒気北上

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大
・フランス、スペインの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は35Nの少しN
・イラク、サウジアラビアの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・8℃線は30N
・中国85Eの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-12℃線が40Nまで
・日本のE(155E)の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-12℃線が40Nまで
・カナダ115Wのリッジ:暖気東進、850hPa・4℃線は65N
・同80Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・-12℃線は45Nの少しS
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・南アフリカのSWの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が30S近くまで
・マダガスカルのS(50E)の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は40S
・オーストラリアのSEのリッジ:暖気東進、850hPa・20℃線は40Sの少しN
・太平洋170Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は40Sの少しN
・アルゼンチン30S以北で昇温:850hPa・24℃以上の領域出現

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -36℃:シベリア135E付近
・南半球低極 -16℃:南極大陸140E74S付近
・高極(13日00UTC) 24℃:アンゴラSE部~ボツワナ、アルゼンチンW部~ブラジルE部
・高極(13日12UTC) 32℃:ナミビア

※ ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)の図を貼ることができなくなっています。
x(旧ツイッター)の「気温のページ」に貼り付けた図をご覧ください。また、
ECMWFホームページ:https://charts.ecmwf.int/、
あるいは当サイトの「天気図ムービー」:http://kion-web.com/charts_movie/ からもご覧になれます。
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

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