全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2024年2月8日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・ロシア50Eの寒冷渦:寒気南下
・サハリンの寒冷渦:寒気南下
・アメリカSW部の寒冷渦:寒気南下
・アフリカ大陸のSの寒冷渦:寒気東進
・ニュージーランドの寒気トラフ:寒気東進

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・ロシア50Eの寒冷渦:寒気南下、850hPa・-16℃線が55Nまで
・サハリンの寒冷渦:寒気南下、850hPa・-12℃線が40N近くまで
・アメリカSW部の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・0℃線が30N近くまで
・アメリカ・カナダ80Wのリッジ:暖気東進、850hPa・4℃線は50N
・バッフィン湾の寒冷渦:寒気東進、850hPa・-16℃線は60Nの少しS
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特にアフリカ大陸のSの寒冷渦を周る流れで蛇行大
・アフリカ大陸のS(15E)の寒冷渦:寒気東進、850hPa・4℃線は40Sの少しN
・インド洋80Eの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が35S近くまで
・ニュージーランドの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は45S
・アルゼンチンのSE(55W)の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は45S

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -28℃:シベリア135~160E
・南半球低極 -24℃:南極大陸の広範囲
・高極(8日00UTC) 28℃:ボツワナ~南アフリカ、アルゼンチンW部
・高極(8日12UTC) 32℃:ナミビア、ボツワナ

※ ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)の図を貼ることができなくなっています。
x(旧ツイッター)の「気温のページ」に貼り付けた図をご覧ください。また、
ECMWFホームページ:https://charts.ecmwf.int/、
あるいは当サイトの「天気図ムービー」:http://kion-web.com/charts_movie/ からもご覧になれます。
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

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