全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2024年7月14日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・モンゴルW部のリッジ:暖気北上
・ラプテフ海のリッジ:暖気東進
・カナダ130Wのリッジ:昇温
・南アフリカの寒気トラフ:寒気東進
・オーストラリア150Eの寒冷渦:寒気北上

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大
・大西洋20Wの寒冷渦:寒気南下、850hPa・12℃線が35N近くまで
・アイスランドのEの高気圧:昇温、850hPa・12℃以上の領域拡大
・モンゴルW部のリッジ:暖気北上、850hPa・24℃線が50Nまで
・ラプテフ海のリッジ:暖気東進、850hPa・12℃線は75Nの少しN
・アラスカSWの寒冷渦:寒気東進、850hPa・4℃線は50Nの少しN
・カナダ130Wのリッジ:昇温、850hPa・12℃線は70Nの少しN
・グリーンランドS部の寒冷渦:寒気南下、850hPa・8℃線が50Nまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特にインド洋80Eの寒気トラフの流れ、太平洋130Wの寒気トラフの流れで蛇行大
・大西洋15Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が25S近くまで
・南アフリカの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は30Sの少しN
・インド洋80Eの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が35S以北まで
・オーストラリア150Eの寒冷渦:寒気北上、850hPa・0℃線が35S以北まで
・太平洋130Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は35S
・アルゼンチンS部のリッジ:暖気東進、850hPa・8℃線は50Sの少しS

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -4℃:エルズミーア島周辺、グリーンランドN部
・南半球低極 -48℃:南極大陸125E付近
・高極(14日00UTC) 32℃:モーリタニア~アルジェリア、アラビア半島~イラン、アメリカW部
・高極(14日12UTC) 36℃:サウジアラビア、イラン

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球海面気圧7月14日12UTC
北半球海面気圧7月14日12UTC
南半球海面気圧7月14日12UTC
南半球500hPa高度7月14日12UTC
全球500hPa高度7月14日12UTC

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