全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2024年9月19日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・中国NE部の寒気トラフ:寒気南下
・カナダ80Wのリッジ:暖気東進
・南アフリカの寒気トラフ:寒気北上
・オーストラリアのSEの寒気トラフ:寒気東進
・ブラジルS部のリッジ:暖気南下

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・北欧の高気圧:暖気東進、850hPa・8℃線は70Nの少しS
・ロシア50Eの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・4℃線が60N以南まで
・中国NE部の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・4℃線が45N近くまで
・シベリア130Eの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-8℃線が60N近くまで
・カナダ80Wのリッジ:暖気東進、850hPa・16℃線は55Nの少しS
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特に太平洋135Wの高気圧を周る流れで蛇行大
・大西洋25Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・8℃線が25S以北まで
・南アフリカの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が30S近くまで
・オーストラリアのSE(155E)の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は35Sの少しN
・太平洋165Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・8℃線は20S(トンガ)
・チリの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は30S
・ブラジルS部のリッジ:暖気南下、850hPa・24℃線が25Sまで

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -16℃:グリーンランド
・南半球低極 -44℃:南極大陸100~110E付近
・高極(19日00UTC) 28℃:リビア~イラン、アンゴラSE部とその周辺、アメリカS部、メキシコ
・高極(19日12UTC) 32℃:サウジアラビア

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球海面気圧9月19日12UTC
北半球500hPa高度9月19日12UTC
南半球海面気圧9月19日12UTC
南半球500hPa高度9月19日12UTC
全球500hPa高度9月19日12UTC

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です