全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2025年1月4日12UTC
★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・ウクライナの寒気トラフ:寒気南下
・中国110Eの寒気トラフ:寒気南下
・アメリカのEの寒気トラフ:寒気南下
・南アフリカのSWの寒気トラフ:寒気東進
・オーストラリアのSの寒気トラフ:寒気東進
★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特にカナダ70Wの寒冷渦を周る流れで蛇行大
・リビアの寒冷渦:寒気東進、850hPa・8℃線は25Nの少しS
・ウクライナの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-8℃線が45N以南まで
・中国110Eの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・0℃線が30N以南まで
・日本の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は30N
・アメリカ115Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は40N
・アメリカのE(70W)の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-16℃線が40N以南まで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・南アフリカのSWの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は35Sの少しN
・オーストラリアのS(120E)の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は35Sの少しN
・太平洋110Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・-4線が45Sまで
・ブラジルのS(45W)の寒冷渦:寒気北上、850hPa・12℃線が30S以北まで
★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -32℃:シベリア135E付近
・南半球低極 -16℃:南極点付近
・高極(4日00UTC) 28℃:南アフリカ
・高極(4日12UTC) 28℃:南アフリカ、オーストラリア
※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/