全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2025年2月13日12UTC
★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・フィンランドの寒気トラフ:寒気南下
・シベリア80Eの寒気トラフ:寒気南下
・日本のEの寒気トラフ:寒気東進
・アメリカ95Wの寒気トラフ:寒気南下
・オーストラリア135Eの寒気トラフ:寒気北上
★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・大西洋30Wの寒冷渦:寒気東進、850hPa・0℃線は40Nの少しS
・フィンランドの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-12℃線が60N以南まで
・シベリア80Eの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-12℃線が45N近くまで
・日本のE(150E)の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・-4℃線は35N
・北極海の高気圧:暖気北上、850hPa・-4℃線が80N以北まで
・太平洋175Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は25N
・アメリカ95Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・-20℃線は45Nの少しS
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特に太平洋155Wの寒冷渦を周る流れで蛇行大
・南アフリカのSの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は35Sの少しS
・インド洋75Eの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が40S近くまで
・オーストラリア135Eの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が40S近くまで
・太平洋155Wの寒冷渦:寒気東進、850hPa・12℃線は25Sの少しN
・ブラジルのS(45W)の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は40S
★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -28℃:カナダ110~90W付近
・南半球低極 -24℃:南極大陸145E付近
・高極(13日00UTC) 24℃:アフリカ大陸、オーストラリア、メキシコ、アルゼンチンN部
・高極(13日12UTC) 28℃:アフリカ大陸、オーストラリアE部
※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/