全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2025年2月14日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・ポーランドの寒気トラフ:寒気南下
・北太平洋160Eの寒冷渦:寒気東進
・アラスカの寒冷渦:寒気南下
・アメリカのEの寒気トラフ:寒気東進
・オーストラリア150Eの寒気トラフ:寒気北上

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・大西洋30Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・0℃線が35N近くまで
・イタリアN部の寒冷渦:寒気南下、850hPa・-8℃線が50N以南まで
・ポーランドの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-12℃線が55N以南まで
・太平洋160Eの寒冷渦:寒気東進、850hPa・-8℃線は40Nの少しS
・アラスカの寒冷渦:寒気南下、850hPa・-12℃線が60Nまで
・アメリカのE(70W)の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・-12℃線は40N
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・大西洋25Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は40Sの少しN
・インド洋85Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は40Sの少しS
・オーストラリア150Eの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が35Sまで

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -28℃:カナダ130W、105~90W付近
・南半球低極 -28℃:南極大陸150E付近
・高極(14日00UTC) 24℃:アフリカ大陸、オーストラリアE部、メキシコ、アルゼンチンW部
・高極(14日12UTC) 28℃:アフリカ大陸

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球海面気圧2月14日12UTC
北半球500hPa高度2月14日12UTC
南半球海面気圧2月14日12UTC
南半球500hPa高度2月14日12UTC
全球500hPa高度2月14日12UTC