全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2025年5月9日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・シベリア85Eのリッジ:暖気北上
・中国120Eの寒気トラフ:寒気南下
・日本のリッジ:暖気東進
・南アフリカのSWの寒冷渦:寒気東進
・ニュージーランドの寒気トラフ:寒気東進

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大
・アイスランドのWの寒冷渦:寒気東進、850hPa・-4℃線は55Nの少しN
・シベリア85Eのリッジ:暖気北上、850hPa・20℃線が50N以北まで
・中国120Eの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・8℃線が35Nまで
・日本のリッジ:暖気東進、850hPa・8℃線は45Nの少しS
・カナダ・アメリカ80Wの寒冷渦:寒気南下、850hPa・4℃線が40Nまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・南アフリカのSWの寒冷渦:寒気東進、850hPa・4℃線は30Sの少しS
・インド洋60Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は40S
・オーストラリアのSW(110E)の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は40Sの少しN
・ニュージーランドのWの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は35Sの少しN
・太平洋115Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・8℃線は35S
・アルゼンチンの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・12℃線は30S

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -20℃:カナダN部、グリーンランドS部
・南半球低極 -44℃:南極大陸85E付近
・高極(9日00UTC) 32℃:メキシコ
・高極(9日12UTC) 28℃:マリ~中国

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球海面気圧5月9日12UTC
北半球500hPa高度5月9日12UTC
南半球海面気圧5月9日12UTC
南半球500hPa高度5月9日12UTC
全球500hPa高度5月9日12UTC