全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2025年7月5日12UTC
★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・シベリア90Eのリッジ:暖気東進
・サハリンのリッジ:暖気東進
・南アフリカのWの寒気トラフ:寒気北上
・南インド洋95Eの寒気トラフ:寒気北上
・オーストラリア135Eの寒冷渦:寒気東進
★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・ロシアNW部の寒冷渦:寒気東進、850hPa・4℃線は60Nの少しS
・シベリア90Eのリッジ:暖気東進、850hPa・20℃線は55Nの少しN
・サハリンのリッジ:暖気東進、850hPa・20℃線は50Nの少しS
・カナダ90Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は55N
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・南アフリカのW(10E)の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が30Sまで
・インド洋95Eの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が30S近くまで
・オーストラリア135Eの寒冷渦:寒気東進、850hPa・8℃線は25S
・太平洋125Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が35S以北まで
★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -4℃:北極海、グリーンランド
・南半球低極 -52℃:南極大陸110E付近
・高極(5日00UTC) 32℃:イラン~ウズベキスタン
・高極(5日12UTC) 40℃:イラン
※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/