全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2025年7月11日12UTC
★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・ロシア50Eの高気圧:暖気北上
・シベリア95Eのリッジ:暖気北上
・サハリンのリッジ:暖気東進
・南アフリカW部の寒気トラフ:寒気北上
・南インド洋100Eの寒気トラフ:寒気北上
★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大
・大西洋30Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・0℃線が50Nまで
・ロシア50Eの高気圧:暖気北上、850hPa・20℃線が60N近くまで
・シベリア95Eのリッジ:暖気北上、850hPa・20℃線が55Nまで
・サハリンのリッジ:暖気東進、850hPa・16℃線は55Nの少しN
・バッフィン湾(60W)のリッジ:暖気北上、850hPa・8℃線が75N近くまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・南アフリカW部の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が30Sまで
・インド洋100Eの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・-4℃線が40S以北まで
・太平洋110Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は40Sの少しS
★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -8℃:北極海
・南半球低極 -48℃:南極大陸20E、130E付近
・高極(11日00UTC) 36℃:アメリカSW部
・高極(11日12UTC) 36℃:アフガニスタン
※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/