全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2025年8月6日12UTC
★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・ポーランドの寒気トラフ:寒気東進
・シベリア120Eの寒冷渦:寒気南下
・南アフリカの寒冷渦:寒気東進
・南インド洋80Eの寒気トラフ:寒気北上
・オーストラリアのSEの寒気トラフ:寒気東進
★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大
・ポーランドの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・8℃線は50Nの少しS
・シベリア120Eの寒冷渦:寒気南下、850hPa・4℃線が60Nまで
・カナダ80Wの高気圧:暖気東進、850hPa・12℃線は65Nの少しN
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特に南極大陸35Eのリッジの流れ、太平洋150Wの寒気トラフの流れで蛇行大
・大西洋30Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は35S
・南アフリカの寒冷渦:寒気東進、850hPa・8℃線は25Sの少しN
・インド洋80Eの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・-4℃線が40S近くまで
・オーストラリアのSE(155E)の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は35S
・太平洋150Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は35Sの少しN
★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -8℃:ボーフォート海
・南半球低極 -36℃:南極大陸の広範囲
・高極(6日00UTC) 32℃:サウジアラビア~イラン、アメリカSW部、メキシコN部
・高極(6日12UTC) 36℃:イラン
※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/