全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2025年10月24日12UTC
★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・バルカン半島の寒気トラフ:寒気東進
・シベリア110Eの寒気トラフ:寒気南下
・アメリカ80Wの寒気トラフ:寒気南下
・南アフリカのWの寒気トラフ:寒気東進
・チリのWの寒気トラフ:寒気北上
★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特に太平洋140W~バルカン半島20Eの流れで蛇行大
・バルカン半島の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は45N
・シベリア110Eの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-12℃線が55Nまで
・同170Eの寒冷渦:寒気強化、850hPa・-20℃以下の領域拡大
・カナダ100Wのリッジ:暖気北上、850hPa・4℃線が70N近くまで
・アメリカ80Wの寒気トラフ:寒気南下:850hPa・0℃線が35N近くまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特に南極大陸110Eの高気圧を周る流れで蛇行大
・南アフリカのWの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は30Sの少しS
・インド洋90Eの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が35S以北まで
・ニュージーランドのWの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は40S
・チリのW(75W)の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が35S以北まで
★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -20℃:シベリアE部
・南半球低極 -28℃:南極大陸110W~05W付近
・高極(24日00UTC) 28℃:メキシコ
・高極(24日12UTC) 28℃:アンゴラ
※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/




