全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2025年10月31日12UTC
★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・北大西洋25Wの寒気トラフ:寒気南下
・カザフスタン60Eの寒気トラフ:寒気南下
・カナダ95Wの寒冷渦:寒気南下
・オーストラリアW部での昇温
・南米大陸S部の寒気トラフ:寒気東進
★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大
・大西洋25Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・8℃線が35Nまで
・ヨーロッパのリッジ:暖気北上、850hPa・8℃線が55Nまで
・カザフスタン60Eの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・0℃線が45N以南まで
・中国NE部の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・4℃線が40N以南まで
・カナダ95Wの寒冷渦:寒気南下、850hPa・-4℃線が45N以南まで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・南アフリカのSWの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・-4℃線が40Sまで
・インド洋70Eの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が30Sまで
・オーストラリアW部で昇温:850hPa・28℃以上の領域出現
・ニュージーランドのEの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・-4℃線が45S以北まで
・南米大陸S部の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は40S
★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -24℃:グリーンランドNE部
・南半球低極 -24℃:南極大陸の広範囲
・高極(31日00UTC) 24℃:アフリカ大陸、オーストラリア、メキシコ、ブラジル
・高極(31日12UTC) 28℃:ナミビア~ザンビア、オーストラリア
※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/




