国内気温概況:2021年1月5日8時(日本時間)までの最低気温の平年差

8時までの最低気温の平年差
6時の天気図
8時までの最低気温
6時のIR画像

北海道の一部で強い冷え込み

【気圧配置】
6時では、低気圧が沖縄本島付近とアリューシャン列島に、高気圧がバイカル湖の西と小笠原諸島の北東にある。
【北日本:北海道、東北】
北海道は寒気や冷え込みにより平年並み~低い所が多く、特に石狩、網走、根室、釧路、胆振、渡島などでは強い冷え込みで平年より低い所が多いが、上川を中心に雪雲がかかって平年より高め~高い所があった。東北は雲がかかって日本海側を中心に雪が降り、寒気により平年並み~低めの所が多く、青森、岩手、宮城の計5地点では冷え込んで平年より低くなったが、福島では寒気が弱いようで平年より高めの所があった。
【東日本:関東甲信、東海、北陸】
太平洋側は晴れ後曇りで平年並みの所が多いが、長野の1地点では冷え込んで平年より低く、伊豆諸島、東海の沿岸部、長野の計11地点では気温が下がりにくく平年より高め~高くなった。日本海側は曇りや雪・雨で、全地点で平年並みとなった。
【西日本:近畿、中国、四国、九州】
近畿、中国、四国は概ね曇りで平年並みの所が多く、和歌山、山口、高知の沿岸部の計4地点では風が吹き続いて平年より高めとなったが、岡山、山口の各1地点では局地的な冷気の影響を受けたか平年より低めとなった。九州は曇りで南部は明け方~朝は雨が降り、平年並み~高くなった。
【沖縄・奄美】
曇りや雨で暖気の影響もあり平年並み~高めの所が多く、大東島では南東から暖気が流入して1地点で平年より高くなった。

※ 図は気象庁HPより転載、表は気象庁HP掲載データを使用して作成

※ 1月5日(日本時間24時まで)の国内気温記録更新:なし

2021/1/5 8時までの最低気温平年差(小数点以下切り捨て)
地方 平年差の最低~最高 平年差の大きい地域
北海道 -9 ~ +6 網走-9、石狩、根室、胆振、渡島-7、上川+6、十勝+5
東北 -7 ~ +4 青森-7、宮城-6、岩手-5、福島+4
関東甲信 -5 ~ +8 長野-5、長野+8、伊豆諸島+4
東海 -1 ~ +4 三重+4、静岡+3
北陸 -1 ~ +2  
近畿 -2 ~ +3 和歌山+3
中国 -3 ~ +3 岡山、山口-3、山口+3
四国 -1 ~ +3 高知+3
九州 0 ~ +6 鹿児島+6、長崎、熊本、宮崎+5
沖縄・奄美 +1 ~ +5 大東島+5、奄美、沖縄本島、先島諸島+4
850hPa気温、平年差2021年01月04日 21時(日本時間)
地点 観測値  平年差 
稚内 -19.9 -5.9
札幌 -17.5 -5.5
釧路(根室) -16.5 -4.9
秋田 -12.9 -4.2
輪島 -7.1 -1.0
つくば -1.7 +1.0
八丈島 +2.4 +1.5
松江(米子) -6.1 -1.7
潮岬 +0.6 +1.2
福岡 -2.1 +0.6
鹿児島 +2.4 +1.7
名瀬 +7.4 +3.0
南大東島 +9.6 +2.2
石垣島 +12.4 +3.8
父島 +6.8 -0.7

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