国内気温概況:2021年5月19日8時(日本時間)までの最低気温の平年差

8時までの最低気温の平年差
6時の天気図
8時までの最低気温
6時のIR画像

東日本内陸、近畿、四国などで平年より高い

【気圧配置】
6時では、高気圧がチェジュ島の南西と千島列島付近にあり、前線が九州南部~本州南岸に停滞している。
【北日本:北海道、東北】
北海道は曇りや晴れで暖気の影響もあり平年並み~高いが、平年より高いのは雲のかかった太平洋側や風の吹き続いた北部や日本海側の一部などで、後志、根室、渡島では全地点で平年並みとなった。東北は未明に雨が降ってその後は曇りで平年並み~高いが、平年並みは沿岸部を中心に17地点と少なく、岩手では平年並みの地点は無かった。
【東日本:関東甲信、東海、北陸】
曇りや雨で暖気の影響を受けた所もあり平年並み~高く、特に内陸部で平年並みの地点が少なく、岐阜では全地点で平年より高くなった。
【西日本:近畿、中国、四国、九州】
曇りや雨で、雨は近畿南部、四国、九州南部が中心、近畿、四国では暖気の影響を受けて平年より高め~高い所が多く平年並みは沿岸部の6地点のみで奈良では全地点で平年より高くなり、中国、九州では暖気は弱く平年並み~高いが、長崎では寒気の影響を受けて全地点で平年並みとなった。
【沖縄・奄美】
曇りや晴れで奄美の一部で雨、南よりの風が吹いて平年より高めの所が多く、奄美、沖縄本島の計3地点では平年より高くなった。

※ 図は気象庁HP、日本気象協会HPより転載、表は気象庁HP掲載データを使用して作成

※ 下の850hPa気温表の平年差ですが、5月18日21時観測のため、旧平年値を使った値です(気象庁での切り替えは5月19日)。

※ 5月19日(日本時間24時まで)の国内気温記録更新:あり、上のメニューから「日本の気温」/「国内記録更新表」をご覧ください。

2021/5/19 8時までの最低気温平年差(小数点以下切り捨て)
地方 平年差の最低~最高 平年差の大きい地域
北海道 -2 ~ +9 宗谷+9、上川、空知、日高+6
東北 +1 ~ +7 岩手、福島+7、青森、山形+6
関東甲信 0 ~ +9 長野+9、山梨+8、栃木+7
東海 +1 ~ +9 岐阜+9、愛知+8
北陸 0 ~ +6 新潟、福井+6、石川+5
近畿 +2 ~ +7 大阪、奈良+6、他4府県+7
中国 +1 ~ +7 岡山+7、広島、鳥取+6
四国 0 ~ +7 徳島、高知+7、香川、愛媛+6
九州 0 ~ +7 宮崎+7、大分、熊本+6、鹿児島+5
沖縄・奄美 +3 ~ +5 奄美、沖縄本島+5、大東島、先島諸島+4
850hPa気温、平年差2021年05月18日 21時(日本時間)
地点 観測値  平年差 
稚内 11.6 +6.9
札幌 9.8 +4.2
釧路(根室) 8.0 +3.1
秋田 8.4 +1.1
輪島 11.4 +2.0
つくば 13.2 +3.0
八丈島 16.0 +3.8
松江(米子) 11.2 +0.8
潮岬 17.0 +5.4
福岡 12.2 +0.4
鹿児島 15.2 +2.4
名瀬 18.2 +3.2
南大東島 17.4 +0.9
石垣島 18.4 +1.1
父島 16.6 +0.9

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