国内気温概況:2021年12月10日8時(日本時間)までの最低気温の平年差

8時までの最低気温の平年差
6時の天気図
8時までの最低気温
6時のIR画像

北海道・東北太平洋側の沿岸部で平年より高め~高い

【気圧配置】
06時では、低気圧が日本の東に、高気圧が上海の北東とカムチャツカ半島の南にある。
【北日本:北海道、東北】
北海道は概ね晴れ太平洋側の一部で曇りで、暖気により平年並み~高い所が多く特に暖気の影響を受けやすい沿岸部で平年より高い地点が多いが、上川の3地点では冷え込んで平年より低めとなった。東北は晴れ太平洋側沿岸部を中心に曇りで平年並みの所が多いが、秋田、山形の計4地点では冷え込んで平年より低め、太平洋側沿岸部を中心に計25地点では平年より高め~高くなった。
【東日本:関東甲信、東海、北陸】
太平洋側は曇りまたは晴れ後曇りで冷え込みは弱く、平年並み~高めの所が多くなり、群馬、埼玉の冷え込みやすい地点などを中心に所々(16地点)では平年より高い。日本海側は曇りまたは晴れ後曇りで平年並みの所が多いが、新潟、石川の計3地点では暖気により平年より高めとなった。
【西日本:近畿、中国、四国、九州】
概ね曇りで九州の一部で雨、冷え込みは弱く平年並み~高めの所が多くなり、九州を中心に所々(8地点)では平年より高くなったが、滋賀、奈良、徳島、香川では少し冷え込んで全地点で平年並みとなった。
【沖縄・奄美】
北東の風晴れや曇りで平年並みの所が多いが、奄美では風が弱まって冷え込み、1地点で平年より低めとなった。

※ 平年差を、「平年より低い」、「平年より低め」、「平年並み」、「平年より高め」、「平年より高い」の5階級(当サイト独自定義)に分けて記載しています。

※ 図は気象庁HP、日本気象協会HPより転載、表は気象庁HP掲載データを使用して作成。

※ 12月10日(日本時間24時まで)の国内気温記録更新:なし

2021/12/10 8時までの最低気温平年差(小数点以下切り捨て)
地方 平年差の最低~最高 平年差の大きい地域
北海道 -4 ~ +11 上川-4、宗谷+11、留萌、網走+9、檜山+8
東北 -4 ~ +7 山形-4、秋田-3、福島+7、青森、岩手、宮城+6
関東甲信 0 ~ +7 埼玉+7、茨城、群馬+6、栃木、東京、山梨+5
東海 0 ~ +5 三重+5、他3県+3
北陸 -3 ~ +4 新潟-3、新潟+4、石川+3
近畿 0 ~ +4 大阪、和歌山+4、京都、兵庫+3
中国 0 ~ +5 山口+5、広島+4
四国 0 ~ +3 愛媛、高知+3
九州 +1 ~ +7 長崎+7、宮崎、鹿児島+5
沖縄・奄美 -3 ~ +2 奄美-3
850hPa気温、平年差2021年12月09日 21時(日本時間)
地点 観測値  平年差 
稚内 1.8 +14.2
札幌 2.6 +12.8
釧路 1.4 +9.8
秋田 3.4 +9.4
輪島 4.6 +7.7
つくば 2.2 +1.7
八丈島 2.0 -1.8
松江 4.8 +6.9
潮岬 3.6 +1.4
福岡 5.6 +5.7
鹿児島 5.4 +2.1
名瀬 6.0 -0.5
南大東島 7.8 -2.2
石垣島 9.2 -1.2
父島 8.4 -2.5

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