国内気温概況:2021年12月26日8時(日本時間)までの最低気温の平年差

8時までの最低気温の平年差
6時の天気図
8時までの最低気温
6時のIR画像

北海道南西部に強い寒気

【気圧配置】
06時では、低気圧が積丹半島付近とオホーツク海に、高気圧がモンゴルにある。
【北日本:北海道、東北】
北海道は曇り日本海側中心に雪で、寒気により平年並み~低い所が多く日高、渡島、檜山では全地点で平年より低いが、東部は比較的寒気が弱く雲が冷え込みを抑えて網走を中心に計12地点で平年より高め~高くなった。東北は曇りや雪太平洋側の一部で晴れで、寒気により平年並み~低い。

【東日本:関東甲信、東海、北陸】
太平洋側は北西~西の風晴れや曇り、北部山沿いや東海の一部で雪で、寒気はあまり強くなく風や雲が冷え込みを抑えて平年並みの所が多いが、関東甲信の所々(10地点)では冷え込みや寒気により平年より低め、埼玉の1地点では風が吹き続いて平年より高めとなった。日本海側は概ね雪で寒気により平年並み~低めの所が多く、新潟の1地点では平年より低くなった。
【西日本:近畿、中国、四国、九州】
近畿、中国は曇りや雪所々で晴れ、四国、九州は曇りや晴れで、寒気により平年並み~低めの所が多いが、山口、愛媛、高知、福岡、長崎の沿岸部や標高の高い計10地点では強い寒気の影響を受けて平年より低くなった。
【沖縄・奄美】
北よりの風曇りや雨で、寒気は強くなく全地点で平年並みとなった。

※ 平年差を、「平年より低い」、「平年より低め」、「平年並み」、「平年より高め」、「平年より高い」の5階級(当サイト独自定義)に分けて記載しています。

※ 図は気象庁HP、日本気象協会HPより転載、表は気象庁HP掲載データを使用して作成。

※ 12月26日(日本時間24時まで)の国内気温記録更新:あり、上のメニューから「日本の気温」/「国内記録更新表」をご覧ください。

2021/12/26 8時までの最低気温平年差(小数点以下切り捨て)
地方 平年差の最低~最高 平年差の大きい地域
北海道 -13 ~ +6 後志-13、胆振-12、渡島-11、網走、釧路+6、根室+5
東北 -8 ~ 0 青森-8、岩手-7、秋田、山形-6
関東甲信 -4 ~ +3 長野-4、茨城、栃木、群馬-3、埼玉+3
東海 -2 ~ +2  
北陸 -5 ~ -1 新潟-5、福井-4
近畿 -3 ~ +1 京都、大阪、兵庫、和歌山-3
中国 -6 ~ +1 山口-6、島根-4
四国 -5 ~ +1 愛媛、高知-5
九州 -8 ~ +1 長崎-8、福岡-5
沖縄・奄美 -2 ~ 0  
850hPa気温、平年差2021年12月25日 21時(日本時間)
地点 観測値  平年差 
稚内 -16.1 -2.7
札幌 -17.5 -6.1
釧路 -15.3 -4.6
秋田 -16.1 -8.4
輪島 -12.1 -7.0
つくば -4.7 -3.0
八丈島 3.4 +1.8
松江 -7.7 -3.9
潮岬 -0.7 -0.9
福岡 -9.9 -8.2
鹿児島 -6.3 -7.9
名瀬 1.0 -3.8
南大東島 5.6 -2.5
石垣島 6.6 -2.4
父島 12.0 +3.5

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