国内気温概況:2025年5月20日7時(日本時間)までの最低気温の平年差

7時までの最低気温の平年差
06時の天気図
7時までの最低気温
06時のIR画像

北陸~九州北部で平年より高い地点多い

【気圧配置】
06時では、低気圧が北海道の西にあり、日本の南には東から気圧の尾根が張り出している。
【北日本:北海道、東北】
北海道は曇り、所々で一時晴れ、所々で一時雨で、雲や風が放射冷却を抑えて平年並み~高い。東北は、福島は晴れ、朝は一部で曇り、福島以外は曇りや雨で、平年並みの所が多いが、山越えの風の影響を受けた青森の5地点、暖気の影響を受けた福島の6地点とその他2地点では平年より高めとなった。
【東日本:関東甲信、東海、北陸】
太平洋側は晴れや曇りで、平年並みの所が多いが、雲のかかった所、風が吹き続いた所と標高の高い所では暖気の影響を受け、伊豆諸島の全地点(8地点)、長野の8地点とその他8地点では平年より高め~高い。日本海側は晴れ後曇り、または晴れ、朝は下越、佐渡、能登で雨で、山越えの暖気により平年並み~高くなった。
【西日本:近畿、中国、四国、九州】
晴れや曇り、鹿児島やその近くで一時雨で、風や雲が放射冷却を抑えて暖気の影響もあり、平年並み~高く、特に中国、九州北部で平年より高い地点が多いが、香川では少し冷え込んで全地点で平年並みとなった。
【沖縄・奄美】
南よりの風、曇り一時雨、所々で一時晴れで、暖気により平年並み~高めの所が多く、奄美の1地点(中之島)では平年より高いが、大東島では暖気が弱く全地点で平年並みとなった。

※ 平年差を、「平年より低い」、「平年より低め」、「平年並み」、「平年より高め」、「平年より高い」の5階級(当サイト独自定義)に分けて記載しています。

※ 図は気象庁HP、日本気象協会HPより転載、表は気象庁HP掲載データを使用して作成。

2025/5/20 7時までの最低気温平年差(小数点以下切り捨て)
地方 平年差の最低~最高 平年差の大きい地域
北海道 0 ~ +7 網走+7、宗谷+6、上川、留萌、釧路、十勝+5
東北 -1 ~ +4 福島+4、青森、宮城、山形+3
関東甲信 -1 ~ +9 長野+9、栃木+6、伊豆諸島+5
東海 -1 ~ +3 静岡、岐阜、三重+3
北陸 0 ~ +11 石川+11、富山+10
近畿 0 ~ +6 大阪、兵庫、和歌山+6、京都+5
中国 +1 ~ +9 島根+9、広島、鳥取+8
四国 0 ~ +5 徳島、愛媛+5、高知+4
九州 0 ~ +7 福岡、佐賀+7、長崎+6
沖縄・奄美 0 ~ +5 奄美+5、沖縄本島、先島諸島+4
850hPa気温、平年差2025年5月19日 21時(日本時間)
地点 観測値  平年差 
稚内 3.8 -1.7
札幌 4.8 -1.7
釧路 欠測
秋田 10.6 +2.4
輪島 欠測
つくば 14.0 +3.2
八丈島 16.4 +3.8
松江 14.2 +2.2
潮岬 14.6 +2.4
福岡 16.2 +3.9
鹿児島 16.6 +3.5
名瀬 18.8 +3.5
南大東島 18.4 +1.7
石垣島 19.2 +1.6
父島 16.2 +0.3

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