全球大気の流れ、寒気・暖気の特徴:2018年4月24日12UTC

アフリカに2個の寒冷渦

【北半球30N以北の500hPa流れ、850hPa気温】
ベーリング海の大規模な渦が目立つ。
高緯度(60N以北):バレンツ海に寒冷渦。シベリア125Eに寒冷渦、100~140Eに寒気。カナダN部、85Wに寒冷渦、周辺の寒気拡大。
中緯度(30~60N):偏西風帯の蛇行はやや大。モロッコ、エジプトにそれぞれ寒冷渦。ロシアE~カザフスタンWに寒気トラフ、前面のカザフスタンE部に暖気。朝鮮半島に寒気トラフ。ベーリング海170Wに大規模な寒冷渦。北太平洋140Wに寒冷渦。カナダW部にリッジ、暖気。カナダ中部に寒気トラフ。アメリカE部に寒冷渦。北大西洋50~60Wに寒気トラフ。
【南半球30S以南の500hPa流れ、850hPa気温】
南極大陸:30E、165Eに寒冷渦。100Wのリッジ強化、南極点にのびる。110E付近も弱いリッジ。
中緯度(30~70S):00Eの谷、120Wのリッジ、100Wの谷周辺で蛇行がやや大きいが、他は小さい。南アフリカS部に寒気。オーストラリアSW部の寒気持続、オーストラリアSE部は寒気流入。南米30S付近は寒気北上。
【低緯度域30S~30Nの500hPa流れ、850hPa気温】
アフリカNW部の寒気持続。エジプトの寒気は弱まる。アフリカ中央部(マリ~スーダン)は高気圧強まり、昇温。アラビア海で高気圧発達、パキスタン、インドで昇温。メキシコにリッジ、昇温。

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