全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2020年7月5日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・ロシアS部~カザフスタンW部の高気圧:昇温
・中国100E~モンゴルのリッジ:昇温
・アメリカSW部~メキシコNW部の高気圧:昇温
・オーストラリアのSWの寒冷渦:寒気東進

★個別詳細
【北半球偏西風帯以北の500hPa流れ、850hPa気温】
偏西風の蛇行は、やや大。
モロッコのW、アイスランドのNE、イギリスのN、フィンランドN部、ギリシアのW、カザフスタン70Eに寒冷渦。北極点近くに高気圧、昇温。中国100E~モンゴルにリッジ、昇温。シベリア130E、同170Eに寒冷渦。中国NE部に寒気トラフ。アラスカSW部~ベーリング海峡にリッジ、昇温。カナダNW部に寒冷渦。同95Wにリッジ、暖気。バッフィン湾に寒冷渦。
【南半球偏西風帯以南の500hPa流れ、850hPa気温】
偏西風の蛇行は、小~大。特にウェッデル海のリッジを周る流れで蛇行大。
南極大陸:05W、25E、70E、170Eに寒冷渦。140~50Eにリッジ、暖気。ウェッデル海~南極点近くにリッジ。
中緯度偏西風帯以南~70S:大西洋15Wに寒気トラフ、850hPa・0℃が35Sまで北上。オーストラリアのSWに寒冷渦、寒気東進、850hPa・0℃が35Sまで。ニュージーランドのWに寒冷渦、850hPa・0℃が40Sまで。太平洋155Wに寒気トラフ、850hPa・0℃が35Sまで。大西洋55Wに寒気トラフ、850hPa・0℃が35S以北まで、アルゼンチンN部で寒気北上。
【低緯度域の850hPa気温の変化】
ロシアS部~カザフスタンW部に高気圧、昇温。アメリカSW部~メキシコNW部に高気圧、昇温持続。

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -4℃:グリーンランドE岸、アイスランドのNE、カナダNW部
・南半球低極 -44℃:南極大陸20E85S付近
・高極(5日00UTC) 32℃:モーリタニア、アルジェリア、サウジアラビア、UAE、イラン、アメリカ110W
・高極(5日12UTC) 36℃:サウジアラビア、イラン

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載

北半球500高度850気温
北半球地上気圧
南半球500高度850気温
南半球地上気圧
全球500高度850気温

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です