全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2022年5月24日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・イギリス~スペインの寒気トラフ:寒気南下
・バルカン半島~北欧のリッジ:暖気東進
・アフガニスタンのリッジ:暖気東進
・中国NE部の寒気トラフ:寒気南下
・南米大陸S部の寒気トラフ:寒気北上

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・北極点近くの寒冷渦:850hPa・-16℃以下の寒気
・イギリス~スペインの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・4℃線が35Nまで
・バルカン半島~北欧のリッジ:暖気東進、850hPa・16℃線は45N
・アフガニスタンのリッジ:暖気東進、850hPa・20℃線は40N
・中国NE部の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・12℃線が40N近くまで
・カナダ90Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-8℃線が55Nまで
・ラブラドル海の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・-4線は50N
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特に南極大陸120Eのリッジ、太平洋100Wのリッジの流れで蛇行大
・南極大陸120Eのリッジ、同140Wのリッジ:それぞれ暖気南下
・南アフリカのSの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は40Sの少しN
・インド洋85Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は35S
・南米大陸S部の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・-4℃線が45Sまで

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -20℃:バッフィン島の寒冷渦中心付近
・南半球低極 -40℃:南極大陸115E82S~150E71S付近
・高極(24日00UTC) 32℃:メキシコ
・高極(24日12UTC) 32℃:エチオピアN部~パキスタンW部

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球500高度850気温
南半球500高度850気温
北半球地上気圧
南半球地上気圧
全球500高度850気温

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