全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2022年8月14日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・北大西洋25Wの寒気トラフ:寒気南下
・シベリア70Eの寒気トラフ:寒気南下
・カナダ125Wのリッジ:暖気北上
・南アフリカの寒気トラフ:寒気北上
・南太平洋165Wの寒気トラフ:寒気北上

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大
・大西洋25Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・4℃線が50Nまで
・シベリア70Eの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・8℃線が55Nまで
・日本N部の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・16℃線は40N
・カナダ125Wのリッジ:暖気北上、850hPa・12℃線が70Nまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大~大、特にインド洋95Eの寒気トラフの流れで蛇行大
・大西洋15Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は35S
・南アフリカの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・8℃線が25Sまで、南アフリカ、ボツワナで降温
・インド洋90Eの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が25S以北まで
・オーストラリアSE部の寒冷渦:寒気東進、850hPa・4℃線は25Sの少しS
・太平洋165Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・12℃線が15S近く(フィジー)まで
・チリのW(80W)の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が35S以北まで

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -4℃:北極海とその周辺に散在
・南半球低極 -44℃:南極大陸110E73S付近
・高極(14日00UTC) 32℃:サウジアラビア
・高極(14日12UTC) 36℃:イランW部

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球500高度850気温
南半球500高度850気温
北半球地上気圧
南半球地上気圧
全球500高度850気温

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です